作品No.8
【十三栄町商店街】
ここは、昭和の「十三栄町商店街」(じゅうそうさかえまちしょうてんがい)です。阪急電車「十三駅」この駅は「京都線」・「神戸線」・「宝塚線」の特急及び急行それから普通電車すべてが停車する駅です。始発梅田を出て「中津」の次に停車する大きなターミナル駅です。「十三駅西口」を出て50mほど歩くと大きな三叉路交差点を渡り左へ少し歩くと「十三栄町商店街」入口です、藤田まことさんの「十三のねえちゃん」の歌声が聞こえてきませんか?
昔は昭和の時代、ここはとても賑やかで、アルサロ(アルバイトサロン)や夢のキャバレーが軒を連ねていました。どの「店」にしようか?、わくわくドキドキしたものです。呼び込みのスカートをたくし上げたベッピンシャンの十三のお姉ちゃんが声高く招いていました。今は無き有名なキャバレー「ラテンコーター」や、スト〇〇プ劇場で有名な「十三ミュージック」、ご存じでしょうか?・・・安くて品数が多く、お店のおばちゃんとの軽快なおしゃべりの中、生ビールと美味しいお肉を頬張った「屋台の焼肉屋」がとても懐かしい。居酒屋も沢山ありました・・・神戸方面や京都・千里山方面へ帰宅するサラリーマンの人たちが十三で途中下車しひと時の癒しを求めるために立ち寄った「十三栄町商店街」でした。奥さんや子供たちへの懺悔もあったのか、十三駅前の「喜八州の酒饅頭」をお土産に買ったものです。猛烈サラリーマン、頑張っていましたね・・・そんな時代でした・・・知ってるけど・・・
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