作品No.7
【ジャンジャン横丁】
ここは、大阪西成区通天閣の「南陽(なんよう)商店街」・・・知らなかった・・・正式名「ジャンジャン横丁」とばかり思っていました、南陽商店街とはずいぶん堅苦しい名前ですね・・・
この通りには、二度つけお断りの串カツ屋がずらりと並んでいますね。その中でも有名な「てんぐ屋」は今でも行列です。安くて美味しいすし屋さん、レトロな喫茶店・碁会所・将棋クラブ等があり、褞袍(どてら)着た将棋の坂田三吉名人を想像します。西成の労働者や、かの有名な社会派作家であり推理作家でもあった「黒岩重吾」さんもこの通りを闊歩していたのではないでしょうか?・・・知らんけど・・
懐かしい喫茶店で「コーシィ」「レイコー」「みっくちゅジュース」とマーガリンの乗った「トースト」と、ゆで卵でモーニングを楽しんだものです。
昭和のある時期、若かりし頃の八条工房代表者の八条祥治さん(一連の絵画の画伯)はきれいな奥様とここで初デートされたとか・・・そしてこの喫茶店で八条さんから奥様へ決死のプロポーズされたとか・・・そして一度は断られたとか・・・そしてこの商店街でやけ酒を煽ったとか・・・
その時の飲み物が、奥様はホットミルク、八條さんは「コーシィ」だったとか・・その後、必死のパッチのアタックの末、やっと了解を取れたのだとか・・・メデタシメデタシ・・・知らんけど・・・
この絵画のうら若き青年が八条工房代表の八条祥治画伯です・・・何十年前かな・・・
この商店街には人それぞれの人生の喜怒哀楽がいっぱい詰まった汗くさいが人情がいっぱいいっぱいの「喜怒哀楽人情通り」です。
南陽商店街(ジャンジャン横丁)(喜怒哀楽人情通り)よ永遠なれ。
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